施設を保護・管理するには、部屋の位置、建物の周辺にある道路、建物内でのデバイスの配置など、物理的な空間そのものを把握する必要があります。VerkadaはCommandにフロアプランを構築しましたが、この機能には制限があります。縮尺を把握しにくく、プラン上にデバイスを配置しにくいうえ、建物が周辺環境に対してどこに位置しているかを確認しにくいという課題があります。
Verkadaは、建物の壁を超えて保護できる範囲も拡大してきました。現在ではトレーラーで駐車場を保護し、周囲のフェンスにカメラを取り付けることができます。空間を把握することは、建物の内部だけでなく、その周辺を把握することを意味します。
そこでゼロから開発に着手し、物理セキュリティ設備全体とその周辺環境を一望できる、最も高機能で使いやすい仕組みを構築しました。本日、施設の動的なデジタルツインを提供するCommandの新機能「マップ」をご紹介できることを嬉しく思います。
建物に命を吹き込む

Commandのマップ機能を使用すると、オーガナイゼーション全体を俯瞰して把握できます。まずはじめに、各ロケーションの住所を入力します。ロケーションを設定すると、各サイトがマップ上に表示されるか、フィルター可能なリストで簡単に見つけられるようになります。サイトを選択すると、建物のフロアプランに加えて、道路、駐車場、その他のランドマークなど、建物の周囲の物理的な周辺環境が表示されるため、あまり馴染みのないサイトでも状況を簡単に把握できます。
建物自体を拡大すると、壁、ドア、窓がすべて正確に反映された、実際の縮尺どおりの空間のデジタルコピーが表示されます。階段、エレベーター、廊下、部屋には明確なラベルが付いているため、目的地まですばやく簡単に経路を検索できます。
すべてのデバイスを正確に配置

マップでは、ほぼすべてのVerkadaデバイスを1つの画面にまとめて表示できます。カメラの撮影範囲を示すコーンは壁の位置に応じて調整されるため、死角を正確に把握できます。たとえば、カメラは壁の向こう側を映すことはできませんが、廊下を挟んだ先は映せます。こうした条件を反映することで、設置したセキュリティカメラの視野(FOV)を正確に確認できます。また、AEDや消火器など、重要な安全設備の設置場所をマップ上に示すこともできます。
これらはすべて2Dと3Dの両方で表示され、ユーザーはタスクに適したビューに切り替えることができます。部屋内のすべてのデバイスを表示するなど、すばやく確認するには2Dを使用します。3Dに切り替えると、空間内を歩き回り、カメラのカバー範囲からインターホンが壁のどこに設置されているかまで、実際の空間と同じように確認できます。
マップを活用
マップでは、発生中のイベントをその場でリアルタイムに監視することもできます。アラートの一覧をスクロールする代わりに、ドアのこじ開け、営業時間外の人物検出、駐車場カメラからのモーションアラートなどのイベントを、実際の発生場所で確認できます。また、アクセスコントロールもマップ上に表示されるため、すぐに対応できます。画面を切り替えることなく、同じビューから直接ドアのリモートロックを解除したり、開錠スケジュールを調整したりできます。

イベントが発生すると、関連するデバイスがハイライトされ、イベントのトリガーとなった状況がライブプレビューで表示されます。マップを離れることなく、何がどこで発生したかを把握できます。そのため、デスクトップでも、VX52 Viewing Stationでも、Commandモバイルアプリでも、マップを開いたまま手軽に状況を監視することができます。
はじめに
導入に何か月もかかることはありません。わずか数分で始められます。簡単なPDFでも、建築家が作成した古い設計図でも、お手元にある資料をお送りいただければ、すべて無料でデジタル化します。すべての情報が正確で縮尺どおりになるようにし、各部屋のラベル、消火器の設置場所、その他の重要な詳細も漏れなく追加します。万が一見落としがあった場合は、すべて自由に編集できるため、ご自身で細かく調整できます。
提供状況
マップは、デスクトップ、モバイル、VX52でご利用いただけます。ベータ版は10月に提供を開始し、一般提供は2026年後半を予定しています。既存のVerkadaフロアプランをご利用のお客様は、自動的に移行されます。詳細情報やベータ版アクセスへのお申し込みについては、Verkadaの営業担当者にお問い合わせいただくか、[email protected]までメールでご連絡ください。